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セミナーと懇親会の結果のご報告
こんにちは!鈴木です。
まずは2月27日に登壇させていただいた【不動産トレンド&経営戦略セミナー】ですが、現地会場とオンライン合わせて約70名もの経営者・管理職の方々にご参加いただきました。
ご来場・ご視聴いただいた企業様、主催のワイズシー様、そして会場をご提供いただきましたかんべ土地建物様に心より御礼申し上げます。
私自身、セミナーの講師役は慣れておらず、これほど多くの企業様を対象に話すのも初めてだったので緊張しましたが、なんとか無事終えることができてホッとしています。
私の講座は『人口爆縮時代における攻めと守りの経営術』をテーマに、スライド資料で約140枚ほどの大ボリュームになってしまいましたが、セミナー後のご感想では「まさにウチのタイムリーな課題だったので、すごく参考になった!」といった嬉しいお言葉をたくさんいただき、とても励みになりました。

その後の懇親会でも多くの管理職の皆様と一人一人お話しさせていただきましたが、企業規模に関わらず皆様が悩まれていた課題として、「自社サービスの差別化」「業務の属人化」「精神論が多くアナログで非効率な社内文化」が挙げられます。
それぞれ私の経験に基づいたアドバイスはさせていただきましたが、もちろん当社も大なり小なり同じ課題に今でも苦心しています。
走れば走るほど自らの無知を知る
2〜3月は自分の中でもここ数年で一番忙しく、業績の目標数値を追いかけながらも、テレビ撮影、採用動画撮影、セミナー登壇に加え、人事コンサルとの評価制度作り、マーケティング企画部の設立準備(4月予定)、連合隊リニューアルのための市場分析など多ジャンルに渡りました。
初めてやることも多いので、1ジャンルごとに本屋に駆け込んで勉強したり、検索で調べたりといったところから始めました。企業向けセミナーもそうですが、最後は下手でもいいからとにかくやってみようと腹を括りました。アクションこそが最大の学びになるからです。

また、当社より大きなIT企業の運営方法も知っておく必要があると思い、会合にお誘いし、部門管理やマーケティング手法を勉強させていただきました。
案件進捗管理の細かさや、一件ずつ具体的に深くアドバイスしていく営業会議、他社とタッグを組んで市場を取りに行く貪欲さなど、学ぶ点が非常に多く、目から鱗の内容ばかりでした。
最近、走れば走るほど自分の無知に愕然とします。そして「井の中の蛙、大海を知らず」を痛感します。今まで正しいと思ってきた自社のやり方が、周囲を見渡すほど、こんなにも汎用性がなく、解像度が低く、客観的な視点や現場の声を欠いたものになっていたんだという現実を目の当たりにします。
そのため、今年は全社員でお客様の声を直接聞くことに注力しています。営業や製品開発チームは、ユーザーや不動産会社様と直接面談し、ニーズや悩みをダイレクトに取りに行っています。
また、私自身も営業現場に同席する回数を増やし、お客様の生の声を聞くようにしています。
「ヒントは現場にしかない」という理屈はわかってはいたのですが、実際にそれを本気で取りに行くアクションに結び付けられていなかったと反省しています。
反省しているときはガックリ来ますが、それは改善ポイントが見えてきたという証でもあります。
なんだかもう何年も「勉強→アクション→ガックリ→改善」を繰り返している気がしますが、もしかしたらそれが前進というものの意味なのかもしれないと期待し、明日からも頑張ります!


鈴木 太郎
(株)ラルズネット代表取締役社長。函館市出身。2006年明治大学卒業。宅建士資格を取得し、野村不動産ソリューションズ(株)入社。不動産仲介(法人営業)に携わる。その後、講師職を経て2010年当社入社。営業部にて制作事業の売上を3倍にリード。2013年同社GM就任。同年、総売上最高値更新。2014年同社常務取締役就任。営業、商品企画、経営戦略を担当。2020年から現職。
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