不動産投資でアパート経営! 2棟目を有するメリットと購入タイミングとは?
不動産投資でアパートを経営するオーナーの中には、1棟だけではなく複数の物件を所有しているという人が少なくありません。
複数の収益物件を取得することにはどのような意味があるのでしょうか。
2棟目を所有することのメリットと、購入する場合の適切なタイミングについてご紹介します。
2棟目を所有するメリット
2棟目の物件を取得するときは、最初の物件を持つときよりもさまざまなハードルが低くなっているものです。
物件探しや入居者募集などのポイントもわかっていて、なおかつ1棟目の経営が黒字であれば、金融機関からの融資も受けやすくなります。
2棟目の経営は1棟目のときよりもスムーズに始められるでしょう。
このことがまずアドバンテージになります。
そして実際に2棟目を所有すれば、家賃収入が増えることはもちろん、リスクを分散することも可能になります。
不動産投資には空室、設備の劣化・故障、災害による被害といったリスクが付きものです。
しかし、複数の物件を所有していれば、1棟に何らかの問題が生じたときにも他の物件でその穴埋めをすることができます。
入居率の後退などの予測ができたときはその物件を売却するといった判断も容易になるでしょう。
つまり、1つの物件のみにこだわる場合よりも効率的な経営ができるというのが、2棟目を所有する大きなメリットです。
2棟目購入を検討するタイミング
2棟目を購入する時期として適切なのは、1棟目の家賃収入が安定してきたタイミングです。
別の言い方をすれば、ローンの返済の目処が立った頃合いということになるでしょう。
原則はあくまで、最初に取得したアパートの経営が軌道に乗ってから、次の物件に目を向けることです。
経営がまだ不安定な時期に2棟目を所有しても、業務の負担が増えるばかりでメリットを十分に活かすことができません。
また、融資なども受けづらいでしょう。
2棟目を所有する際の注意点
複数の物件を所有するということは事業規模が拡大するということです。
その分、管理のための業務も増えていきます。
そうなれば管理会社との調整も必要でしょう。
外注できる部分は信頼できる管理会社に任せるという方向にシフトしていくことになります。
何か問題が起きたときに1人で解決するのは難しくなるので、管理会社などを上手く活用しながら余裕を持って対処できる体制を整えておくことが重要です。
また、1棟目の経営がうまくいったのでその近くに似た物件を購入して家賃収入を増やす……というのも1つの考え方ですが、リスクヘッジを考えるならこれはあまり得策とは言えません。
1棟目が都心に近い立地の物件なら2棟目は地方の物件にするなど、条件を大きく変えた物件を選んだほうがリスクの分散になるためです。
地震などの天災で物件が倒壊してしまうようなケースが典型です。
2棟目は、もしものときに1棟目と「共倒れ」にならないような物件を選ぶことがポイントです。
2棟目のアパートを所有することにはリスク分散というメリットがあり、また1棟目で得たノウハウを活かすことでより多くの収益を上げることも期待できます。
すでにアパートを経営していて順調に推移しているのなら、2棟目の物件経営を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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