×

学習コラム「教えて!連合隊」賃貸管理賃貸アパートに防犯カメラを設置する際に大家として注意すべきこと
賃貸アパートに防犯カメラを設置する際に大家として注意すべきこと
賃貸管理
2019/06/04 2019/06/04

賃貸アパートに防犯カメラを設置する際に大家として注意すべきこと

株式会社ラルズネット 編集部

アパート収益物件全般一棟賃貸管理メリット注意点

LINEで送るPocketはてブFollow on Feedlyメール

LINEで送る

賃貸アパートに防犯カメラを設置する際に大家として注意すべきこと

防犯カメラを設置することは犯罪の防止や、抑止力につながるため、アパートなど集合住宅で防犯カメラを設置する物件も増えていますが、その際注意しなければならないことはプライバシー保護の問題です。

そこで今回は防犯カメラをアパートに設置するメリットと、大家さんとして気をつけなければならないことを説明していきたいと思います。

賃貸アパートに防犯カメラを設置するメリットとは?

賃貸アパートに防犯カメラを設置するメリットとは?

大家さんがアパートに防犯カメラを設置するメリットはいくつかあります。

まず空き巣被害を防ぐ目的ですが、統計によると空き巣の被害に遭う集合住宅の被害件数は全体の1割以上にあたると言われています。

そのため防犯カメラを設置することは犯罪抑止になり、入居者にとっても安心できると共に満足度向上につながり、退去を防げるというメリットがあります。

他にもアパートなどの集合住宅に多い駐輪場の盗難を防ぐ目的や不法投棄の防止にも役立ちますし、変質者やストーカーへの抑止効果など、さまざまな犯罪や被害に対して効果を発揮します。

また、大家さんにとっても遠方の物件の場合、遠隔で現地のカメラ映像を確認できるので、なにか犯罪等のトラブルがあった時は現地に行くことなく、すぐにカメラで状況を把握し対処できるというメリットがある点がおすすめです。

防犯カメラを設置する場合の注意点とは?

防犯カメラを設置する際、注意しなければならないのはプライバシーの保護です。

しかし現在日本では防犯カメラに関する法律や条例はなく、設置する人の倫理観に任せているのが現状です。

このような場合は通常、倫理的な観点から、アパート居住者の専有部分はプライバシーにあたるのでカメラの設置は避けるようにし、共用部分や公共の場所にカメラを設置するというのが一般的と捉えられています。

また、仮にアパート内で盗難などの犯罪トラブルがあり、入居者がカメラの映像を見せて欲しいと言われても、カメラには不特定多数の人が映り込んでいるため、プライバシー保護にあたるので、安易に見せてはいけません。

防犯カメラはどのような場所に設置するのがいいの?

防犯カメラはどのような場所に設置するのがいいの?

アパートに防犯カメラを設置する場合は、入居者のプライバシーを考慮し、専有部分以外の共用の場所にカメラを設置するようにします。

例えばアパートの入り口にあたるエントランスは防犯カメラがあるというだけでストーカーや空き巣などへの犯罪抑止効果が期待できますし、ゴミ捨て場に設置した場合、不法投棄を防いだり、証拠を残したりする事ができます。

また、駐車場に停めてある車も貴重品などを入れっぱなしにした場合、車上荒らしの標的になりやすいので、防犯カメラを設置することで抑止する効果があります。

他には宅配ボックスなども持ち去りなどの被害が考えられるので、設置するには効果的です。

賃貸アパートに設置する防犯カメラはどのようなものを選べばいいの?

アパートに防犯カメラを設置する場合のカメラは、高画質で夜間でも安定して撮影ができるものを選びます。

具体的にはAHD200万画素シリーズか、SDカード130万画素シリーズという機種がおすすめです。

AHD200万画素シリーズのAHD(Analogue High Definition)とはカメラの信号方式のことで、アナログカメラで使用している同軸ケーブルをハイビジョン画質に出来るカメラです。

特徴は200万画素以上の高画質で、夜間の撮影もきれいに撮れることや、遠隔監視ができるという特徴があります。安価なので、おすすめです。

SDカード130万画素シリーズはAHD200万画素シリーズに比べると少し画質は劣りますが、高画質で夜間撮影も安定した録画が可能な機種です。

AHD200万画素シリーズはレコーダーが必要なのに対し、SDカード130万画素シリーズはレコーダーが必要なく、SDカードに記録ができるというのが特徴です。

また、これらの防犯カメラはリース導入もできます。

リースであれば、初期費用は0円で導入でき、面倒な取り付け工事も専門業者なので、建物の美観に配慮して設置してくれます。

また録画機の操作なども教えてくれますし、導入後のアフターフォローもしてもらえるというメリットがあります。

何かがあったときのために防犯カメラは有効

近年空き巣やストーカーなどの犯罪は増加傾向にあり、防犯カメラの設置はもはや不可欠となりつつあります。

アパートや集合住宅の場合、防犯カメラを設置するにあたりプライバシー保護は重要なことなので、設置場所には配慮が必要ですが、犯罪を抑止し、未然に防げれば、これ以上アパートの入居者にとって安心なことはありません。

大家さんにとっても防犯カメラを設置することは、防犯レベルを上げることで入居者を犯罪から守り、また安心感を与えることで入居者の退去を防ぎ、安定した家賃収入が得られるというメリットもあります。

また、アパートに防犯カメラを設置すると大家さん自身、安心感がでるという統計もあります。

他にも物件としての資産価値が上昇する事や、新たに入居者を募集する際、防犯カメラが取り付けていない物件より募集が有利なこともあります。

ゴミ出しなど入居者自身のマナーが向上するということもあるでしょう。

このように防犯カメラを設置するメリットはたくさんありますので、是非所有物件への設置を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人:株式会社ラルズネット 編集部