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不動産投資は貯金なしでもはじめることはできる?
物件購入
2017/12/21 2024/04/10

不動産投資は貯金なしでもはじめることはできる?

株式会社ラルズネット 編集部

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不動産投資は貯金なしでもはじめることはできる?

不動産投資と言えば、まとまった初期費用が必要というイメージがあるのではないでしょうか。
一方で「貯金なしでも始められる」という話もあり、疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、不動産投資を貯金なしで始める方法についてご紹介いたします。

不動産投資に必要な諸費用

不動産を購入する場合は物件価格以外に「諸経費」が必要です。
主な諸経費には以下のようなものがあります。

仲介手数料

不動産仲介会社が仲介する物件を購入した際に、不動産の価格に応じて支払う手数料のことです。

保険料

不動産の火災保険や地震保険などの各種保険料のことです。

登記や司法書士への報酬

不動産の登記には登録免許税などが必要となり、登記に伴う費用が発生するほか、これらを司法書士へ依頼する場合は司法書士への報酬が必要になります。

印紙税や不動産取得税

不動産の売買契約書には契約金額に応じた印紙税が必要になります。
また、不動産を取得した際には、不動産取得税も納めなければなりません。

銀行への手数料や保証料

融資を受ける場合は銀行へのローン事務手数料や、ローン保証料などが必要です。
ローンの場合は物件価格の約2割を頭金として支払うのが一般的です。

貯金なしでも不動産投資をはじめることはできる?

上記で説明した「諸費用」について、基本的には自己資金で支払わなければなりません。
不動産を購入する場合、一般的な諸費用の価格は物件価格の8~10%程度と言われ、例えば2000万円の不動産であれば、200万円必要な計算です。
これらは現金で支払う必要があるため、実質貯金0円で不動産を購入するのは難しいと言えます。

残りの2000万円の支払い(不動産の購入費用)については、頭金なしのフルローンで購入することも可能ではあります。
フルローンは手持ち資金を減らすことなく不動産投資を行えるメリットがあります。

しかし、利回りがうまくいかず返済できなくなったり、売却できなくなったりするケースや、追加融資や借り換えが難しいケースがあったりなどのリスクも考慮しなければなりません。

フルローンを利用する際は、事前に想定されるリスクを洗い出し、解決策や対策を立てておくことが大切です。

貯金なしから不動産投資を始める際のおすすめの投資物件とは?

貯金なしから不動産投資を始める際のおすすめの投資物件とは?

それでは、少ない初期費用で始められるおすすめの投資物件についてご紹介いたします。

区分マンション

区分マンションとはマンションの1区画(一部屋)を購入し、1世帯のお客様に賃貸するという形態です。
少ない資金で不動産投資を始めることができますので、不動産投資の初心者におすすめです。

戸建て

戸建ては一戸建て住宅を購入して賃貸する、いわゆる借家の形態です。
区分マンションに比べて管理費などが少ないメリットがあるものの、いずれリフォームなどの費用が必要になります。

家賃を高めに設定できる傾向にあり、区分マンションに比べると高い利回りが期待できます。
地方の中古住宅であれば少ない資金で不動産を購入することも可能です。

一棟アパート

一棟アパートは、アパート一棟を購入し、複数の世帯に賃貸する形態です。
区分マンションや戸建てに比べると高額な資金が必要になりますが、単身者向けの戸数の少ないアパートであれば、資金を抑えて投資することも可能です。

しかし、修繕費、管理費などの費用も高くなりますので、購入前に損益分岐点(諸経費を引いた際に利益が0円になる売上高)などの計算やリスク対策などを十分に行うことが大切です。

貯金なしでも不動産投資を始められなくはないですが、余裕のある資金運用が大切だと言えます。
上記を参考に、物件の種類やリスクなどをしっかりと理解した上で、無理のない不動産投資をしましょう。

この記事を書いた人:株式会社ラルズネット 編集部

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