学生からの質問コーナー、次を見てみよう。

 

「内定を複数社からもらっているのですが、最終的にどの会社にするか決めるポイントというのはありますでしょうか？」

 

結論から言うと、「その会社で自分が楽しく働いているイメージが持てるかどうか」を判断基準にしたほうがいい。映像として、できるだけリアルに、鮮明に思い浮かべられるかどうか。

これを「直感」と呼ぶ。

 

「直感」以外の条件は、最終候補に残ってる時点で、ほぼすべてクリアしてるはずだ。

仕事内容や条件面はもちろん、実際に職場にも行ったし、先輩たちの顔も見たわけだ。その上で迷ってるということだろう。（そうじゃないならすぐ見に行こう！）

 

最後は自分の「直感」を信じることだ。

間違っても、周囲の「評判」に流されてはいけない。「知名度」なんてものにも惑わされてはいけない。

 

「この会社、ワクワクする！」

「この会社のスタッフと一緒に働きたい！」

「この会社で自分を試してみたい！」

「この会社、なんだか心地良い！」

 

あなた自身が、そういう気持ちが湧くかどうかが大事なんだ。

 

逆に、たとえば、どんなに条件が良く、どんなに有名な企業でも、

 

「話を聞いてもワクワクしないな…」

「社員の人がカンジ悪いな…」

「社内の雰囲気が堅苦しいな…」

「この会社にいても自分が成長できなさそうだな…」

 

など、少しでも気になることがあれば敏感になっておいたほうがいい。

 

あなたの第一感は、正しい。

あなたがその会社で働くイメージが湧かないのであれば、おそらくその会社は違うということだ。

 

せっかくの社会人生活を、1ミリも無駄にしてはいけない。時間は何よりも貴重だ。

 

最終決定するときに大事なのは、あなたの内なる声だ。評判でも知名度でもない。

周囲の雑音より、自分の「直感」を信じよう。

 

その会社で働いているあなたの動画を、空想の中で見てみよう。

あなたは楽しそうにワクワクしながら働いているだろうか？

 

その点が重要だ。

 

あなたの未来イメージなる動画は、あなたしか見ることができない。

自分の人生を決めるのは、他の誰でもない、自分自身なのだから。

 

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