【エンジニア対談】常に新しいものを追い続ける【後編】
前編では、「プロジェクトの内容」や「プロジェクトで大変だったこと」をお話してもらいました。
そこで後編は、「プロジェクトで面白い・楽しいと感じたこと」や「今後の目標」について伺ってみました★
目次
プロジェクトで面白い・楽しいと感じたことについて
──いま行っているプロジェクトの中で、面白い・楽しいと感じたことについて教えてください。
ラルズメーカーでは
田面:やっぱり、新しい技術を使える機会があるっていうのは、エンジニアにとって嬉しいし楽しいことだなって思います。
既存のモノに囚われないので、作成の幅が広がるというか。
チーム外で「ラルズメーカー、楽しそうだね」って言ってくれている人もいます。
新しい技術を使うっていうのは、自分も周りも成長するし、そういう所にやりがいも感じますね。
ラルズアドでは
近藤:先程(前編)お話しした「ラルズアド物件の選定条件設定」が大変ではあったんですけど、その選定条件を考えるのって結構楽しかったんです。
それと、『AWS』の色んなサービスを触れるのが楽しいですね。
※AWS…Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービス。
当社では、ログをとるときは主に『Fluentd』もしくは『Fluent Bit』から『Kinesis Data Firehose』という所にデータを流しています。
そこから、データが『Lambda』に渡って、さらに『Elasticsearch』『S3』に流れていくんです。
その『S3』に流れたログのファイルを、『Glue』というサービスを使ってスキーマを定義して、『Athena』というサービスでログを検索できるようにしている流れがありまして……。
──色んなサービスを使っているんですね……!
近藤:ビックリするくらい横文字が多いですよね(笑)
例えば、『不動産☆連合隊』で物件を検索したときに、「築年数が◯年〜◯年」「賃料が◯万〜◯万」など、ユーザーが指定した条件もログとして流れてきます。
そのログをもとにデータを分析するんですけど、たくさんアクセスがあるサービスじゃないと、ログが溜まらなくて正確に分析ができないんです。
AWSのサービスを触って自分でWEBサイトを作ろうとするとき、ログを溜めることって個人の力だけでやるには難しいところがあるので……。
そうやって、たくさんのアクセスからログをとって、分析基盤を作れるのが楽しいですね。
AWSも会社のお金で全部できますし(笑)
田面:『不動産☆連合隊』は毎日、何万・何十万のアクセスがあるから凄いよね。
竹内:『Kinesis Data Firehose』や『Athena』とか『Elasticsearch』が触れるから、アナリストの仕事に興味がある人も嬉しいと思うよ。
脱レガシーでは
竹内:今はまだ古いシステムの中身を見て調査する作業が多いんですけど、後々は新しい仕組みや技術を使って構築していく流れで考えていまして。
既存のモノをどういう風にすれば保守しやすい形になるか、どういう仕組にすれば運用しやすい形になるのかって計画したり、実行したりすることに、楽しさを感じますね。
あとやっぱり、新しい技術を学んだり使ったりするのが楽しいかな(笑)
田面:やっぱりそこに行き着くよね(笑)
近藤:僕もわかりますソレ(笑)
今後の目標について
──今後の目標について教えて下さい。
田面さんの目標
田面:僕の目標は、まず「ラルズメーカーを完成させる」ですね。
いまラルズメーカーで使っている技術って色々あって、それを学んで実行するのって結構時間がかかるんです。
新しい技術を学ぶときって、海外のモノが大半なんですよ。
もちろん、日本で作られたモノもあるんですけど……そういったドキュメントって大体が英語なので、それを見ながら勉強するのにも時間がかかることもありまして。
それでも、学ぶためには必要なことなので、Google翻訳などを駆使して解読しながら学んでいます(笑)
──常に新しい技術を学んでいるんですね。
田面:IT業界だけに限った話じゃないんですけど、新しいモノの移り変わりって早いですよね。
3年前には「これがベストだ」って言われていたものが、今じゃ「古い」と言われる……そういったことって多々あるので、流行に敏感じゃないといけません。
そういった技術の流行を追いながらラルズメーカーに取り入れて、「お客様にとっても当社にとっても使いやすい、良いサービスにする」っていうのが目標であり、いまやっていることになります。
現在ラルズメーカーで使用している技術の一部
使用している言語、フレームワーク
・PHP(Laravel)
・JavaScript(Vue.js)
・Go言語(Echo) など
使用しているAWSサービス
・CloudFront
・S3
・ECS
・RDS など
その他の技術
・Docker
・Git
・Terraform など
近藤さんの目標
近藤:僕は脱レガシーの一環になるんですけど、「AWSの月当たりの費用を減らすため、インフラ構成を見直したい」という考えがありまして。
いつ実行できるかどうかはわからないし、僕の一存でできることではないので、どこまで言って良いのか迷うんですが……。
──ぜひ詳しく教えてください!
近藤:では、言っちゃいますね(笑)
いま当社のシステムは、ほとんどAWS上に展開しています。
ノウハウが少ない頃から構築してきたので、昔のノウハウも溜まっている状態で……AWS自体も色んなアップデートがされているので、今はもっと低コストで実現できそうなシステムが多いんですよ。
例えば、数年前までにリリースされた当社のサービスのほとんどは、EC2の『リザーブドインスタンス』で動いてまして。
これを見直していけば、『スポットインスタンス』と『オートスケーリング』の組み合わせ、バッチ処理やスクリプトであれば『Lambda』や『ECS』、簡単なAPIであれば『API Gateway』……といったように、可用性を落とさないでより低コストな構造に移行することができるんですね。
そうやって、当社のAWSの月当たりの費用を何万か……もしくはもっと減らせるんじゃないかなーと考えているんです。
簡単にまとめると、脱レガシーとして「AWSのコスト最適化」もしていきたい、というのが今後の目標になります。
まだ全然見通しがついていないんで、ほぼ願望になってしまうんですが(笑)
竹内:よし、やろう!(笑)
近藤:はい、やります!頑張ります!(笑)
竹内さんの目標
竹内:僕の目標は、『脱レガシー』を完遂することですね。
具体的にすると、AWSのサービスである『API Gateway』と『Lambda』を使ってサーバーレス化することや、大きすぎるサービスを切り崩してマイクロサービス化をして、いま流行りの形にして今後保守しやすいような運用をしたいんです。
──いま流行りの形、というのは?
竹内:今までのシステムって、色んな機能が詰まった大きなひとつの塊(サービス)を運用するような設計が多いんですよ。
プログラミングの言語は、機能によっては向き不向きなものがあるので、機能ごとにサービスを切り出して、それぞれに適した言語で設計し直したいと考えています。
新しくそのサービスを触る人でも、問題が起きたときに特定がしやすい、保守も運用もしやすいっていう仕組みの完成を目指しています。
そしてもうひとつ、これは目標というより密かな計画なのですが……。
──どんな計画でしょうか!
竹内:いま別の業務(プロジェクト)をしている人が何人かいて、その人達の案件が早く終わるようサポートをしていまして。
そうやってサポートをしながら仲間を増やしていって、この脱レガシープロジェクトの人手を増やしていく計画を進行中です(笑)
僕らが今やっているのは、まず古いシステムの中身をひたすら見る作業なんですよ。
新しい人が入ってきたら、その人には新しい技術でばんばんシステムを構築する作業をお願いしたくて。
新しい技術をバリバリ使ってくれる人、募集中です!
さいごに
このように、ラルズネットではどんどん新しい技術に挑戦しています!
当社は現在、新卒(2023年卒)・中途WEBエンジニアの採用を強化しており、学ぶことに努力を惜しまない人を募集中です。
座学のときと違い、実践では高度なプログラムが必要となってくるので、そこに食らいついていけるような人を求めています。
そして、その知識を得るためには、仕事と一緒に無理なく学習が続けられる環境が必要となってきますよね。
学習支援の制度も充実しているので、向上心や探究心のある方にピッタリな環境となっております!
オンライン会社説明会も行っていますので、ラルズネットに興味を持った方は、ぜひお問い合わせください★
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